久しぶりに家族だけで岩手・狸庵のご夫婦の元で休暇を過しました。
美味しい山菜のご飯を頂いて、精気あふれる空気をたっぷり吸って。
十分な睡眠と規則正しい起床就寝。
草刈りや外壁のペンキ塗りなどの適度な運動。
多忙で塗り固まった時間を強引に空けて飛び出してきましたが、心の静養と家族の時間を持つことが出来ました。
さて今の季節、客間の障子を開けると裏のイグネの山桜の花びらがハラハラと雪のように舞っていて、とても美しい。
しかしこんな広葉樹の屋敷林は建築資材の不足から伐採の憂き目に遭っていると聞きます。風景としては残るけど、山菜などの生活を彩る知恵や生態系の多様さが失われようとしています。
雄大な散居林の向こうから風に乗って響いてくるチェーンソーのうなり声。
「日本三大散居村」の名前が泣いているかのよう。
桜の木陰で草刈機のエンジンを止めながら、自然への立ち振る舞い方を考える時間でした。
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