2010年6月25日金曜日

小さな家族への眼差し

キッチンの流しの前にある小さな窓。
外には目に鮮やかなカエデの緑と、物置の側面に取り付けられた温度計と小さな鏡。

暮らして半年のお宅に訪れた際、思わず撮影。
住まい手のご家族が工夫されて取り付けられたそうです。

窓ガラスで仕切られていても、大切な小さな家族。
設計でも彼(パグ犬)の為に納戸を寝床にしたり、リビングで様子を見られる窓を設
けたり様々な仕掛けを盛り込んでいましたが、生活の中で多くいる厨房のシンク前に
このアイディア。
この手鏡のような「窓」を通して、優しい眼差しでつながっていることが素直に伝わ
ってきました。

2010年6月8日火曜日

ゆうと君を救う募金


私の知人の甥っ子さんが、重篤な難病で困っています。
特発性拡張型心筋症という難病で、心臓の筋肉が薄くなり、心臓が拡張してポンプ機能が低下し、全身への血液循環が悪化する進行性の病気で、もっとも重篤な心臓の病気です。

5歳の彼「ゆうと君」が救われるにはは米国に渡り、心臓移植手術を受ける以外になく、その高額な資金を集めるために広く募金を呼びかけています。

http://www.yuto-save.jp/index.html
(ゆうとくんを救う会の公式H.P)

この日曜日に生まれて初めて街頭募金のお手伝いをさせて頂ましたが、手から手に引き継がれる思いやりを肌で感じることができました。後日、闘病中のゆうと君の写真の眼差しを見て、その生命の輝きにむしろ逆に勇気づけられた気がしています。単なる善意の助け合い、という見方だけでなく、この社会でのつながりに血を通わせるような体験でした。
移植という考え方への是非の議論もあるかとは思いますが、善意の提供というのは、どれだけ相手先へのイマジネーションを持てるかどうか、ということかもしれません。ささやかながらその一助を担えればとも考えています。

とはいえ命の砂時計も余裕ある状況ではありません。
情報の身近な方々への周知と募金活動の支援をお願いします。