2009年7月6日月曜日

河段の家[9]

クライアントさん立会いの元での検査日。
まだいくつか手直しと残工事がありますが、クリーニングも終わっているので明日にでも生活できそうな状態になっています。
業務用厨房機器と特注流し台で構成したキッチン廻り。でもシステムキッチンよりずっと使いやすく、コストもかなり押えられて、しかもオリジナル。

美しく磨かれたガラス越しに見る緑がさらにまぶしいです。

ペチカと土間もようやく完全に姿を現しました。


(ところどころ赤いマスキングテープがあるのは、私のチェックしたポイント)

白石和紙で別注で張ってもらった2枚の襖戸も納まっていました。やっぱり本物の和紙の質感には敵わない。

桧張りのハーフユニットバスも鳥の目線。川のせせらぎと土間のオーディオコーナーから聞こえる音響のブレンドに浸って湯に浸かる。・・・なんて贅沢な時間だろう。

そのオーディオコーナー。クライアントこだわりの場所で、スピーカーの設置や電源、音響板、壁の防振など手が込んでいます。試聴のラジカセでも十分聴けると、一人唸っているご様子です。

さて見どころ満載のオープンハウス。
実際どのように見ていただくか、未だ検討中。壁も拭取り掃除に強いとはいえ無垢の白壁、吹抜けも子供から目が離せない。でもこの無垢の素材や空間を肌で感じてもらうには・・・どうするか。

まぁあまり無理せず、自然体で「時間」だけを作ることに専念します。

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