とても充実した時間でした。
生まれ育った町内にこんな場所・空間が存在していたことにがく然ともしました。
創建は昭和14年。優劣は比べれませんが、丸森の斎理、白石の壽丸に匹敵する価値を秘めた建物でした。
程度の良さでいえば、最近まで住んでいた故に抜群に断トツです。
きっと白石の人が壽丸屋敷に初めて立ち入った時の感動を、どことなく追体験しているような気分にもなりました。
今回は「よつばのクローバーの会」という絵本読み聞かせの団体が主催となっていますが、本当の主催者はこの佐藤家の親類である佐藤氏が楽団「くものすカルテット」に惚れ込み、
ボーナスをつぎ込んで実現したという話です。えずこの知り合いもPAサポートとして参加していて、このような場所と人のつながりが育まれていたことにも感心しました。
肝心のライブも予想以上に楽しいものでした。お屋敷の雰囲気にぴったりの昭和歌謡やアジアの古い楽曲を懐かしめのジャズアレンジで飽きることがありませんでした。
やはり全国の同様な古い建物のライブが多いらしいのですが、こんなに素晴らしい建物には出会ったことがない!と一目ぼれの言葉に力が入っていました。
懐かしさと新鮮さと疲労感で包み込まれた七夕の夜。
しかし今後の活用方法、継続のしかた、建物に囚われることなく新鮮さを保つにはなど、色々考えさせられる時間でもありました。
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